師走の3月

3月は忙しい時期だね、出会いと別れ、喜びと悲しみ、希望と悔しさ、春の暖かさと冬の残寒。

昨日は長女の音大附属卒業式に参加した。3年前は初等の修業、3年後は高等の修業が待っている。

音高に進むお友達のお母さんたちはもうレッスンの付き添いができなくなる寂しさを感じるが、対して私はまだまだあと3年間、付き添いという名目で生演奏を毎回聴ける楽しみを感じる。 

そして今年の3月は自分にとっても新しいスタートを切る季節である、初めて車の運転免許を取ることにチャレンジした。

不安は長女と変わらないかもしれないが、平凡な日々に少しでも色彩を足さなきゃ、運転できるようになれば、週末の活動範囲はもっと広くなり、新しい発見も増えるのだ。

郊外にあるショッピングモールやアウトレット、キャンプや山登り、海の幸を食べるために海辺まで行くのも億劫に感じなくて済む。

運転中にはいろんな音楽、そしてラジオも聴けて、家族でわくわくして目的地に向かうのを想像するだけで幸せに感じる。

昨日も今日も自転車で妹を載せて往復1時間出かけて、体力を消耗したせいか、リビングで「The Great Britsih Bake Off」を観ながら何度も寝付いてしまった。ひと昔では絶対あり得ない行動だが、今では良しとしている。これは自分がリラックスできている証拠だし、40歳を過ぎている年頃では体力的に疲れを感じて当然だと納得する。もう自分に厳しくしないし、できないし、自分を労わるのも必要だとやっと最近感じるようになった。

そろそろ気持ちを落ち着かせて読書を再開しなきゃね、朝にはジョギング、夜にはヨガ、寝る前には読書、家事をしながらラジオ、ベランダをもっと緑一杯、カラフルに飾る、時々落ち込みがあっても映画一本を観て気分転換する、人生は実は、幸せに生きることができるのだ。

今ある幸せに感謝しながら、今日もお休みなさい。